ゆっくり台風さんは、恵みすぎる雨を運んできていますね。
大雨や豪雨の際、停電や浸水などの被害がなくても、住宅や設備が影響を受けている可能性は十分にあります。
中でも給湯器は大雨や豪雨、台風などで故障や不具合が起きたとお問合せが増える機器の1つです。
- お湯が出ない
- 給湯器が作動しない
- リモコンにエラー表示が出る
このようなお問合せを多くいただきます。
突然のトラブルに慌てないよう、給湯器が雨の影響をどのように受けるのか?
またトラブルが起こった際の対処方法も紹介いたします。
【給湯器に起こるトラブル2選】
1、安全装置の作動
給湯器は大量の雨を感知することで、不完全燃焼などを防ぐために安全装置が作動します。
何かしらの異常を検知し、安全装置が作動すると、リモコンにエラーコードが表示されます。
大雨や台風時にお湯が出ない際は、まずリモコンを確認しましょう。エラーコードによって何が原因なのか特定することができます。大雨が原因の場合、エラーを解除しても同じ症状が再発する可能性があるため、天候が回復するまでは安全装置を解除せずに機器の使用を控えてください。
2、ガス給湯器内部への雨の侵入
給湯器は一般的に屋外に設置されることを前提に設計されているため、雨への耐性テストが行われています。
しかし、台風のように強い横風が伴うと、給湯器内部に雨が侵入してしまうケースがあります。
水が電気系統や基盤のショートを引き起こす可能性があり、そのまま使い続けると危険なため、安全装置が作動する仕組みになっています。
【トラブル時の対処法】
雨の影響により給湯器が停止した場合、どのような対処を取るのがよいのでしょうか。
1、リモコンの電源を入れ直す
台風や大雨の後、給湯器が作動しない際、リモコンの電源をOFFからONに切り替えてみてください。
リモコンに111、112、121のいずれかの数字が表示されている場合は、給湯器の異常を示すエラーコードで、主要メーカー共通のものです。
給湯器の点火不良やガスメーターが止まっていることによるもので、給湯器の故障が原因ではありません。
エラーコードを解除するために、リモコンの電源を入れ直すことで復帰できます。
2、給湯器の電源プラグの差し直し
リモコンの電源を入れ直しても給湯器が復帰しない場合は、給湯器本体の電源プラグを差し直してみましょう。
屋外やメーターボックス内にある給湯器の周辺を見ると、コンセントの位置が分かるはずです。
❌雨が降っている状態
❌給湯器内部が濡れている場合
この状態では絶対に作業しないでください。
濡れたままの給湯器本体や電源プラグに触った場合、故障や感電のリスクがあります。
いずれを試してみても給湯器が作動しない場合は故障が疑われます。
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